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〜SHOCK 2002 レビュー〜
ミレニアムショックのレビューへ

 ショー劇 SHOCKを見られないあなたへ SHOCK 克明レポ&感想  by キリエ 2001年12月28日
前置き

 12月19日昼の部を見た。本当だったら1月の円熟した「SHOCK」を見てみたかったのだが、申し込みは見事全て外れた。そして今回はファミクラをほぼあきらめて、一般応募にかけた成果が実って(?)ハジではあるが割と前の方の席をゲット!っと浮かれているのもつかの間、なんとこの日の2〜3日前から光一くんのものもらいが電波感染して(っと勝手に思い込んでいる>笑)SHOCKの劇中劇にもある「お岩さん」状態。シャレにならない・・・、どこか腫れるなら目だけは避けて欲しかった(苦笑)。
 SHOCKをレポる前に前置きしておきたい。と言うのも、私はキンキキッズが息してるだけでも賛歌をおくって祝福したくなるようなミーハーキンキファンなので、その他のキャストに関して的外れなコメントがあるかもしれないことを事前にお断りしておきたい。でも、自分なりに精一杯すべてを見てきたつもりなので、キンキファンではない方にもこのレビューを読んで頂けたら光栄です。また、記憶だけを頼りにしているので、セリフなど多少実際の言い回しとは違う点もあるかと思いますので、このレポの中で、もし事実と違う点などを発見した方は遠慮なくハーレムまでメールください。

目で追うのがやっと
 席が前の方だったせいか、幸か不幸か昨年窺い知れなかった詳細がよく見えた。先ずは初っ端オーケストラが音を出してない(当たり前?私が鈍すぎた?)事やら、今井翼くんがキーボードを弾いてない(これも当たり前?)事に気づく。去年はてっきりモノホンだと信じた(笑)。少なくてもオープニングのオケだけは。そして舞台裏のドタバタが丸聞こえだったり・・・正直はじめはちょっと落ち着けなかった。でも、劇中劇の「白鯨」の時は超ビビリった。どうりでXA〜XC席を潰した訳だ。まさかあんな大掛りなセットがあるとは知らず、ユニバーサルスタジオのトラムツアーでジョーズが水中から現れた時以来の衝撃。アレは、目の前だと相当な迫力だ(私も剛くん同様「大きいもの恐怖症」です・・・)。そして、第一幕の音響が全体的にやけに小さかった気がして気になって仕方がなかった。それでも舞台が「幻炎」になると、音響がぐっと大音量になって舞台の内容に集中できるようになった。個人的に舞台は見慣れていないので、いつもと違う環境や独特の空気に慣れるまで芝居に集中するのに時間がかかる。また、色々なサイトでかなり予習はしたつもりだったけど、いざ幕が開くと全ての前知識がぶっ飛んで、目の前の展開を目で追うのがやっと(笑)。セリフに集中するには、数回足を運ばないとムリだと感じた。
素晴らしいイリュージョン
 「今回と前回の大きな差は」なんて、両方とも一度しか見ていない私が偉そうに言えた義理では無いが、今回は割と激しいダンスが少ない印象を得たのと、前回より頻度が多くスピードアップされたイリュージョンの素晴らしさだろうか?NBAを見ている時に「あれ?今ボールどこ?」みたいな感じに似ている早変わりの素晴らしさに圧倒された。早変わりといっても、衣装の早変わりのような単純なシロモノではなくて、今そこにKoichiが立ってたかと思うと、全く違うところからこれまた違う衣装で出現!みたいな高度な早変わり。しかも瞬時に複数の事象が変わるから圧巻。Koichiだと思ってず〜っと見つめていたら、違う人だったなんてのはザラで、見ている自分も段々と予想出来るようになるけど、変わる瞬間は私には見破れなかった。これは、本当にスゴイ!!この早変わりには光一くんをはじめ、翼くん、錦戸くん、今さん等も大健闘。
スタントマンとのスイッチ
 観客席も含め舞台セットのありとあらゆる部分が満遍なく利用される。舞台セットの足場だと思っていた部分もセットだったりと、とにかくスペクタクル。Tsubasaがバイクで怪我をするシーン。去年同様に舞台上方のつり橋をバイクで渡るシーンもパワーアップされていたように思う。Koichiと悪霊(今さん)の最期の決闘場面では、前方の観客席に近く天井にも近い足場へと移動し、光一くんと今さんがいかにもそこに上ったように見せ、結局Koichiが落ちるのだが、それは当然スタントマンだった。スタントマンと分かっていてもあの臨場感とスピード感は凄い。また、光一くんの「幻炎」の連獅子も舞台向かって左手のセット天辺へ登りきり、そこからついには下へ落下するのだが、どこで彼がスタントと入れ替わったのかが全くわからないのも絶妙。
セリフのあるキャスト、無いキャスト〜存在感の重要性
 メインキャスト(光一くん、翼くん、秋山純くん、今拓哉さん、樹里さん)以外でセリフがあるのは、長谷川純くん(以下ハセジュン)、風間俊平くん、町田慎吾くん、錦戸亮くん(はありそうで結構セリフが少ない)。また、錦戸くんは自分が登場する場面でも所在なげに棒立ちしていたような感が見受けられた。KAT-TUNも田中聖くん以外は出演しているけど、セリフが全く無い。そのせいか翼くんのセリフや登場場面が去年より数段多い。私は開演約40分前に帝劇に着いたのだが、なんとハセジュンとバッタリ出くわした(内心、「今頃入り」かよ!?と思いながら)。以前も彼を街で見かけたことがあるから、どうやらハセジュンとは縁があるらしい(笑)。劇中、「オマエ顔も悪いな」なんてKoichiに言われるシーンもあるけど、とんでもない!!ハセジュンはちょっと小柄だけど顔がすごく小さいし、オシャレだから超目立つしオーラがある。この日の私服もAPEか、Neighborhoodって感じの裏原ブランドをカッコ良く着こなしていた。普通ならあんな高価なジャンパーは簡単には買えないし(笑)。ハセジュンはキンキキッズのコンサートでもいじられキャラだけど、アドリブもそれなりに巧く対処できて「ふてくされキャラ」として重宝されてるのでは?
 風間くんはカンパニーが船でNYCに向かう船上の甲板掃除のシーンでセリフがあるが、やはり芝居慣れしているせいかダントツで立ち回りが巧い。実に堂々として際立っていた。またこの場面では、五関晃一くんをはじめ、とりわけ若いジュニア陣が「イン・ザ・ネイビー」で可愛らしいけどカナリしっかりしたダンスを見せてくれる。ジュニアのレベルは確実に向上しているようだ。ドラマ「眠れる森」コンビの風間くんとハセジュンは正統派二枚目アイドルではないけれど、この両者の成長を見るのは実に楽しみ。
 セリフは無いけれど、五関くんがかなり起用されていたように感じた。オープニングに客席から選ばれたかのように光一くんにしっかと抱きついて宙を舞う(ちょっと、いやすごくうらやましい)少年の役ははじめの頃は彼だったらしい(私の時は、J-Supportの横尾渉くんだった)。五関くんは、劇中のダンスでも随所で前面にフィーチャーされていた。若々しくて小さいけど細い手足が長く、ダンスも巧くて存在感がある。この存在感って実に大切な長所。「見つけてもらう」んではなく、沢山の中に混じっていても「見つけられてしまう」、「つい目が行ってしまう」存在じゃなくてはいけない。TVで見慣れているMA、KAT-TUNをはじめとする有名ジュニアは別として、五関くんの他に渡辺智くんもそんな存在感を感じた。とにかくジュニアは無数に出演していて、ただ手足を動かしてるような子たち、所在なさげにボーッしてる子たちも多い中、一生懸命にやってる子はその一生懸命さがちゃんと観客に伝わるし、やはり目立って好感が持てる。
一人二役
 今回は昨年、東山紀之くんが演じた「兄」の役を光一くんが一人二役で挑戦。去年の舞台を見た人なら「兄」と「弟=Koichi」の違いが光一くんの冒頭解説なくしても判断できたと思う。基本的に「兄」は(有形の=舞台では)魂(=亡霊)または、象徴的存在として登場する。去年より若干今年の方が「兄」の出現が少なくなっていたと感じた。「兄」はまた、去年同様に会場のセットの一部でもある巨大マスクに顔を投影される。今回は当然光一くんの顔が投影されるのだが、これが非常に可愛らしい(笑)。ここに映る時のセリフは威厳に満ちているのだけど、お顔が可愛らしくてセリフに集中できない・・・m(_ _)m。実際あの位顔が大きかったら東京ドームでもよく見えるのに、なんておバカな事まで考えてしまう始末。劇中劇「白鯨」では、舞台に向かって右手に設置されたセット上部の足場に妄想家の船長として出現するのだが、この真下に位置していた私は、とんでもないアングルの光一くんを拝ませて頂けた。(パンパン!と拍手を打つ>爆)要は、顔を真下から見た訳なんだが、そんなチャンスって滅多にないと思うと感慨した事しきり。真下から見ても、イイ男はイイ男、超激レアアングルにも堪え得る顔って、うらやましい。そしてツバキが顔に降ってこないかなぁなんて期待していた私は変態だろうか?
Duet by光一くん&翼くん
 この二人のデュエットは歌にしろダンスにしろ、とても素晴らしく息が合っていて、明らかにこのショーの見所の一つと言えた。「ボクの背中には羽根がある」はフルで、その後に続く「もう君以外愛せない」はサビからのデュエット。振りはキンキキッズのまま。キンキキッズとは全く別物として楽しめた。光一くんと翼くんの声は重なると意外にも絶妙なブレンドを生む。二人は主旋律を歌うだけでハモったりはしないのだけどナイス・コンビネーション。二人の声質は結構似ていると思われる。どちらもマイナーコードよりの声質(マイナー orメジャーな声質についての私の愚説は、E-Albumの「情熱」のレビューをご参照下さい)。故に、キンキキッズではメジャーコードよりの声質を持つ剛くんのヴォーカルにとかく埋もれてしまいがちな光一くんのヴォーカルも、翼くんとのデュエットでは彼の声を良く拾える(っと私は感じた)。翼くんはダンスにしても歌にしてもお芝居にしてもめざましく成長している。「Neverland」の時にはちょっと青っぽく感じた演技も、このSHOCKでは同じ人とは思えない程の成長ぶり。特に「*白鯨」では、映画では往年の大スター、グレゴリー・ペックの演じた大役を見事に演じきっていたのには圧巻。ビバ!翼!!舞台から落ちそうになる演技、船の先端から落ちるシーン(実際はスタント)を含め、要所要所で全身を使って体当たりの演技で観客をエンターテインしてくれた。

*「白鯨」: 1851年に発表されたメルヴィルの代表作。船長エイハブに光一くん、唯一の生還者イシュメルを翼くんが演じた。 ストーリーの概略へは>>> 
即興ギャグ合戦
 劇中即興のギャグを競う(?)コーナーが3〜4回あって、そのひとつが第一幕で翼くんがバイクに乗るシーン。ヘルメットを被っていたKoichiをTsubasaがからかう場面。ここではもっぱら、Koichiのオデコの広さを即興のネタに。そして第二幕では、長旅の後に元気が出るとされる車の「ハンドル」(光一くんが "チョロQ"に例えた)を使ってのシーン。このハンドルを背中に当てて回すと元気になって疲れが癒されるという設定。 カンパニーが車で移動し、ブロードウェイ(だっけ?)に着くとその車が解体され、次々とスーツケースやら、バッグやらに変形し、秋山くんが持つハンドル部分を使って光一くん、樹里さん、秋山くんが元気が出た証拠として披露する一発ギャグ&突っ込み合戦を繰り広げる。私が観劇した日は、出番でもないハセジュンが呼ばれたりしていた。この「ハンドル」ギャグは別なシーンでも再登場。Tsubasaが足の怪我を克服し、ニューヨークのカンパニーたちと合流する時に、回復を証明する為の道具として使われる。この日は光一くんがハンドルを翼くんに当てる時、(おしりはもちろんの事)背面ではなく正面下部に当てようとするなど、神聖な帝劇でも相も変わらずのご様子だった(笑)。一方の翼くんはギャグを用意してきたにもかかわらず間が悪くて笑いは取れず・・・。スベッタ翼くんの一発ギャグは、金八先生の「ちゅうも〜く!」。ウケなかった事にウケた光一くんに「注目のあとはなんなんだよ。何に注目すればいいの?」。戸惑う翼くんがギャグのコツを尋ねると「剛に訊いてくれ」と適確なアドバイス。その他にも今さんを交えてのアドリブシーン等があった。
アッキー&MA
 今回のSHOCKでは秋山くんへの賛辞を数々の方から聞いていた。彼はルックスといい長身のスタイルとい、実に舞台栄えする。光一くんの「MASK」の時も彼の安定したパフォーマンスを堪能できた。秋山くんの役どころは、去年赤坂晃くんが演じた役に近く、赤坂くんの二枚目的イメージでは出せなかったコミカルなキャラが愉しめた。「濃い顔」がトレードマークの彼は、アドリブの際にも散々「濃い顔がうつる(感染するの意)」だのとイジられ、ついには恒例となっているアドリブっぽく雑談をする場面で、わざと彼のセリフを聞き間違えた光一くんが「らくだとヤッタ?オマエならヤリそうだよな・・・」と言うとすかさず「らくだとはヤラねぇよ!」と切り返した秋山くんに異常にウケてしまった自分だった。あの時の両者の表情は素っぽくて抱腹絶倒!また、違う場面では、秋山くんがしみじみと「こんな濃い顔はやっぱオレぐらいしかいないよなぁ」的な事を言った後に目線を米花剛史くんに移し、彼を指差して「いたぁぁぁぁ!!!」(爆)
 ニューヨークで好評を収めた"カンパニー"がJunを囲んで一同に集まる場面では、木箱の上に立って盛んに怪気炎を吐く秋山くんのツバキが飛びまくって、米花くんがしきりに片目をつぶって顔を拭う、それと同時に彼を囲んでいた一同が2〜3歩後ずさりすると、Junは「しょうがないだろぉ、怒鳴るところなんだから・・・」。まさに!でも、あのツバキのスプリンクラーは確かに凄かった。(笑)
 MAの町田慎吾くんの前評判も高く、楽しみにしていたシーンのひとつが、彼がフィーチャーされた「ハムレット」。町田くん独特の妖しいムードがこの幻想的なシーンでは非常に効果的。町田くんはセリフがあったけど、なかった屋良朝幸くんも米花くんもカンパニーでは必要不可欠のスパイス的存在。例えセリフがないシーンでも彼らのリードがなかったら、若いジュニアの面々もただ観客のようにセリフのあるキャストをステージから見ているだけだろう。MAの存在は偉大。
 追記すべきは第二幕のショータイムで見(魅)せてくれたMA 4人勢ぞろいのダンス。これには、もう半端ナイほどシビレた。MADは残念ながら脇に徹し、あまりフィーチャーされていない。
KAT-TUN ザ・色白対決!!
 私たちの席は端だったのでKAT-TUN三昧で(笑)。「情熱」の鼓笛隊でシンバルを担当していた亀梨和也くんは、シンバルの風が当たるくらいの超至近距離。翼くんも同じ立ち位置に来てくれたけど、「情熱」の時が最短距離だったので突如飛び入りした剛くんのおかげで、目の前の翼くんを見れる余裕がない。目が6つ付いていたら・・・の瞬間だった。
 KAT-TUNはPJでお馴染みなので、すぐ見分けることができるが、やはりKAT-TUNの中でもハーレムいちおしの赤西仁くんと亀梨くんが最も前面にフィーチャーされていた。亀梨くんと赤西くんのヘアースタイルが結構似てきてて、しかも亀梨くんが背が伸びているのか、二人の判別がしにくい時もあった。KAT-TUNの中で、今回とりわけ目を引いたのは、田口淳之介くん(私の友人にそっくり。ただし女ですが・・・)。真っ白な肌の上に浮かぶくすみのない無垢で若い笑顔がすごく魅力的で眩しい位光ってた。赤西くんも亀梨くんも色白だけど、田口くんの白さは絶品(←色白競争では)。
今さんと樹里さん、そして舞台が苦手の私
 今さんは劇団四季所属、樹里さんは宝塚とあって舞台仕様の発声や立ち回りがいかにも舞台舞台していて、私のように舞台をライブで見慣れていない人種にとっては正直ちょっと馴染めなかった(失礼と知ってのコメント)。そもそもシェークスピアが苦手の私・・・なので。また同じ舞台畑であっても、今さんと樹里さんとではちょっとした違いがあるような気がして、その点は興味深かった。私のような舞台観劇がシロウトの人間にはきっと理解でききれていないのだろうが、樹里さんの声ってすごく「男前」で、どうしても彼女の発するセリフが「男役」の声のような気がしてならなかった。
 今さんも一人二役(原則的に三役?)を演じ、カンパニーのマネージャー役で実はすべてのアクシデント(「兄」の自殺、オープニングでのセットが崩れ落ちる、Tsubasaのバイク事故、Koichi兄の著作権侵害(曲の盗作)疑惑など)を仕組んだ犯人という設定。「ジキルとハイド」並みの二重人格者のように彼が悪魔と化するシーンは迫力が違った。こういった山場のシーンでは舞台役者の本領発揮!やはり気迫の出し方と感情の伝え方がジャニーズ陣とは数段違う。また、舞台役者さんの発声の素晴らしいのは、声を張り上げていてもただ声のボリュームが大きいだけではなく、なにかオブラードにかかったようにマイルドで円やかで、吐き出された言葉も耳触りがよく明確に聞き取れる事。
 また、彼らは歌でも聴かせてくれた。ただ、今さんと樹里さんの「エンドレス・ラブ」は、樹里さんのキーではなく高すぎたようだった。樹里さんがサビの高音部のパートを裏声で歌わず、低音部でハモったのがちょっと残念だった。やっぱり男役だから?っと感じた瞬間でもだった。
 樹里さんは言うまでもなく滑らかな美しいダンスですべてが「さすが宝塚!」って感じで素晴らしい。個人的に最も感動したのは、ライブボーカルで聴かせてくれたソロナンバー、フランク・シナトラやライザ・ミネリのスタンダードナンバー「ニューヨーク・ニューヨーク」。しかし、この曲の時も含め、度々ニューヨークの景色を映した垂れ幕が降りた時、去年には当然存在していた世界貿易センタービルが映し出されていて、気持が少々舞台からそれた。
It's a show time!
 恒例となった「アンダルシア」では、樹里さん、光一くん、翼くんのトリプルダンスが楽しみだった。3人が並列すると光一くんのシルエットが逞しい。光一くんももちろん驚嘆の悲鳴を上げたくなるくらいスリムなのだが、樹里さんと翼くんは超極細!お二人とも肩からのラインが細いので、肩幅のある光一くんがガッチリして見えた。個人的には去年の東山さん、赤坂くんとの男4人のシンクロナイズダンスの方が遥かに見ごたえあったと感じた。その代わり、今回はKAT-TUNや(確かMAも?)ジュニアをバックに従えてのシンクロはまさに女にとっては天国「ハーレム」の図だったが。
 「雨のメロディー」「愛のかたまり」「-so young blues-」など、既にPJやMステでパフォームされたナンバーでも、やっぱり「生」だと迫力が別格。「生」に勝るもの無し。ダンス後のトークでは、汗したたる光一くんを見つめ、自分が「汗フェチ」かもっと疑った(笑)。汗っかきの剛くんと違って、めったにお目にかかれない光一くんの汗を見ると得した気分になる。激しいダンスの後の汗が薄いベールのように彼の白い肌を滑らかに滑っていく。そしてそれがライトでキラキラと反射される時、目が眩みませんでしたか?顔から滴り落ちる汗をビンに詰めてテイクアウトしたいとは思いませんでしたか?(爆)それにしてもとにかく、汗の量がハンパじゃなかった。あれじゃ絶対に太れない。
 今回のアクロバットは、動く2段のセリの上段からの台宙。それも1回だけ。高さも彼の標準から判断したら低めでは?いつもならもっと前へ後ろへと回転を入れるダンスも、全体を通してもバック転が一回だけ。2ヶ月の長丁場だから最大限に怪我やアクシデント発生の配慮がされていたと感じた。どちらかと言うと翼くんの方が身体を張ったシーンが多かったかもしれない。
Prince in 衣装
 タキシード、白いシャツ、タイトパンツ、赤いスーツ、ダークロングコート、ロカビリー風、「Imaginary(「架空の」の意)」とプリントされたTシャツ、パッチワーク風変テコジャケット(あの衣装の意図は何?)、さまざまな衣装の中でも、今ではすっかり見慣れた感じがするけど「-so young blues-」などでお目にかかれるラメのシースルー系の光一くんがセクシーで個人的には好み。しかし何にもまして一番の見所は、第一幕の最後(だったか?)、前評判の高かった白いオスカル風衣装。様々な色の衣装を着せ替え人形のように美しく着こなす中でも、あの衣装の光一さんは蝋人形のように完璧。フィギュアとして商品化して欲しい(爆)。去年もしみじみ感じた事だが、彼の舞台上での麗しさは非現実的だ。
 翼くんは第一幕のソロで、フロントジップのベストから両腕を露出した衣装が、妙にエロチック。彼のハーフ少年ハーフ青年らしさを醸し出していて甘酸っぱい。おまけに程よい筋肉がついていて逞しさも付加された。
 TOKIOの国分太一くんも「どんなもんヤ」で語っていたが、光一くんには「華」がある。ただ顔がイイ、踊りが巧い、人気があるだけでは帝劇を2ヶ月座長として勤めるには役不足だろう。決して身体的に恵まれたとは言えない彼なのに、あの煌びやかなセット、舞台、共演者の中に埋もれてしまうことなく、ひときわ輝きを放っている。どんなシーンでも一瞬たりとも目を離したくない。「光一」と名づけたご両親の期待通りに成長したのだろう。
Prince in the air〜フライング
 フライングは何度見ても怖い。落ちそう。しかもかなり低飛行な事に今回気づく。お客さんの頭上スレスレ10cmという位置まで低くビュンビュン飛び回る。手を伸ばせば届きそうな高さだ。オープニングのコンダクター姿でのフライングは(若いパパみたいに)少年を抱えているので、重そうだしもっと怖い。最初のフライングの前に客席の中央通路に歩み出る光一くんが写真や剛くんの下敷きをプレゼントしたりする際、お客さんに「乗り出さない、乗り出さない」、「おしりは、触らないでね」と言いながら観客と握手をしていた。
 「白鯨」では翼くんと海中を想定しての360度フル回転フライングもあった。去年東山くんが担当した「兄」の昇天シーンとして2階席へフライングする際には、2階席に降り立つだけでセリフは無かった。「ボク羽根」では、女性ダンサーがサルティンバンコのように上ったり下りたりする天井の両脇からぶら下がってるブルーの布を身体に絡ませて、空中へ蹴り上がって行く。この時の衣装がブルーを基調としていたのだが、「白だったらなぁ」とか、またベタではあるがこの際いっそ背中に羽根でもつけて飛んでくれないかなぁとも(翼くんだって「とんがりコーン」のCMでやってる事だし・・・)。
"Le Japanesque" 劇中劇
 劇中劇とは、「幻炎」、「ハムレット」、「忠臣蔵」、「四谷怪談」、「白鯨」などのそれぞれの演題をKoichi率いるカンパニーがステージで演じているという設定で展開される。「幻炎」と「ハムレット」は昨年もあり、この2作は昨年とキャスト以外は全く同じらしい。それにしても「幻炎」は何度見てもドキっとする。光一くんのシャープな目線と手の動きは官能的。全身が凍ったように見つめてしまう。海外でSHOCKが評価されるのも、こういった日本芸能のコンテンポラリーな焼き直しが評価されているのでは?音楽も津軽三味線や和太鼓がエレクトロダンスビートと巧みにフュージョンされていて独創的だ。
 「ハムレット」では、町田くんと屋良くんが登場。昨年東山くんが演じたハムレットの父の亡霊の役を、光一くんがイリュージョンですり替わったりする。このシーンは、実母と叔父の陰謀によって毒殺されたデンマーク国王である父の亡霊が、王子ハムレットに復讐を命じる名場面。ちなみに「ハムレット」は1603年、イギリスが誇る劇作家であるシェークスピア(1564-1616)の代表作。「生きるべきか?死ぬべきか?それが問題だ」(To be or not to be; That is the question.)の名セリフで有名なシーン。映画で見てみたい方は、ケネス・ブラナーと「タイタニック」でレオナルドと共演したことで知られるケイト・ウィンスレットの「ハムレット」をご覧になっては?
 「忠臣蔵」の説明は無用だと思うので省くが、これは今年のSHOCKで初お目見え。2001年は赤穂浪士の討ち入りから丁度299年経つそうだが、その記念日(12月14日)がSHOCKの公演と重なった。「忠臣蔵」は通常歌舞伎座などでも年末オンリーと決まっているので、2002年年明けからのSHOCKでは違う演目に変わるかも知れない。この「忠臣蔵」の際に「Hey!みんな元気かい?」の和風バージョンに乗って、光一くんが殺陣師相手に太刀回りを披露する。今回私が一番エンジョイしたシーンとなった。なんと言っても「Hey!〜」のアレンジが突飛でよかった。また、私が子供の頃に楽しみだった全盛期の「スターかくし芸大会」のトリを飾ったパロディー風活劇を彷彿とさせた。翼くんが桜の木の下で浅野内匠頭として切腹シーンを演じ、介錯人もジュニアだったと思うが、残念ながら誰だったかが思い出せない・・・。
 「四谷怪談」では、翼くんが大活躍。お岩さんのフライングも堪能できる。また、5〜6人のお岩さんが客席を徘徊。でも誰が化けているのかは定かではない。
謎は全て解けた
 謎は全て第三幕に解かれる。「じっちゃんの名にかけて!」と実際に光一くんが金田一少年の名セリフを吐いて、マネージャーが仕組んだ全てのトリックが暴かれ、彼もその正体を現す。今さんが逃げる時、いきなり私の席の通路に現れたのにはマジで度肝抜かれた。最後に悪霊であるマネージャーはKoichiを高所から突き落とすが、錦戸亮くん演じる彼の息子Ryoによって射殺される。悪霊の遺体はジュニアの面々によって中央通路を伝って会場外へと運ばれる。これで事件は一件落着、Koichiの兄も心残りなく天へと(2階席へのフライング)昇っていく。残された妻とRyoは、暴かれた現実に動揺するが強く生きていく決心をする。Ryoが邪悪な父の血を継いでいない事を願って・・・。しかし、全てが終わったと安堵するのもつかの間、場面変わってRyoはニューヨークで出逢った恋人を連れてデートに出かける。舞台にはスクリーンが下り、Ryoが恋人と去っていくシーンが映し出される。Ryoが立ち止まり振り向くとその両目が怪しげに赤く光る。ちょっとマイケル・ジャクソンの「スリラー」風な終わり方ではあるが、次に期待が持てるエンディング。
 錦戸亮くんはストーリーでもかなり重要なパートであるにもかかわらず、とてもシャイで控えめ。ソロで歌うパートなどはいつもの美声で堂々としてるけど、その他の場面ではなぜか存在をアピールしてるように感じてこないのが残念だ。
そしてお待ちかね、剛くんのご登場
 なんと12月公演で剛くんが飛び入りしたのが、私が観劇した日(昼と夜)だけだったとは驚異的。これはもう神の思し召しでしょ、赤い糸?と勝手に好意的に解釈させてもらう事にした(爆)。フィナーレの1曲である「情熱」のマーチ・バージョンが始まる前に一旦光一くんが姿を消す。イントロがかかると舞台中央前面のセリが上がって光一くんが登場、しかし光一くんの姿を遮る白髪(?)の後姿の男は・・・?振り向くとそれは剛くんだった。この瞬間客席は堰を切ったかのように悲鳴とざわめきの嵐。一斉に立ち上がって手拍子がはじまる。セリが上がりきると光一くんの歌うパートが始まり、剛くんも勢いよく飛び出してステージに。帝劇はキンキキッズコンサートに変身!剛くんのパートを歌ってくれるのかな?と、不安がもたげたが、歌ってくれた。間奏のインストはジュニアの鼓笛隊が一斉にステージ全体に広がり、剛くんはマイクで縦笛を吹いて同調。フィナーレでは、光一くんのリードでステージ左・右・前へと順番に剛くんも一緒にあいさつ。まるで今までず〜っとステージにいたかのように「ありがとうございます!」とひとりで言葉に出して深々と頭を下げる。煌びやかな衣装に身を包んだキャストの中に混じって「27」のアップリケのついた紺のスタジャン(胸に3つ銀のピンバッジみたいなのが付いていた)に得意のグルグルマフラーでバリバリ私服の剛くんがひとり浮いていた。光一くんが忘れ物を思い出したかのように、そして舞台口調をひととき休め「剛、ありがとな」と彼に振り返りながら言った。幕が降りる時には携帯がかかってきた得意芸で、耳に折りたたみ式ではない普通の携帯電話(ちょいダサの装飾のない緑色のストラップ付き←これも仕込み?)を押し付けて歩き出した。ここで幕が降りるのだが、場内は興奮冷めやらず騒然としたまま。
"Broadway is my way…" said by our Prince Koichi
 もちろん毎回お決まりなのだが、光一くんが「今日という日が皆さんの思い出に残る一日になってくれたらと願っています」といったような事をショーのエンディングスピーチとして言うのだが、これがとても感情がこもっていて胸が熱くなる。彼のプロ精神や舞台に賭ける情熱がひしひしと伝わってくる。入場料と交通費で我が魅惑の王子様と同じ時間に同じ空間を過ごせるだけでももったいないくらいの至福の極みなのに。逆に3時間40分間私たちのものになってくれた光一くんと翼くん、そしてその他のキャストにも心から感謝したい。特に今回はジャニーズ最年長となった光一くんを力強く支えた翼くんやKAT-TUNの成長ぶりにスペシャルサンクスを送りたい。彼らの偉大なる成長なくしてこの舞台は成り立たなかったであろうから。
 
"The Show must go on…" の解釈は、『ひとつのショー劇の終わりは、次なるショー劇のはじまり』なのだろう。

 最後に・・・、カーテンコールは禁止されてるのですか?








johnny
2001年公演パンフのJ.喜多川氏の英文解説翻訳   対訳 by アイドルハーレム

概 要

若きスターであるKoichiはカンパニーを所有している。カンパニーの創設者は天才と呼ばれていたKoichiの兄である。兄はブロードウェイでショーを行い自分の夢を叶えたが、これが最低の批評を受けるはめに。その結果、兄は絶望し自殺してしまう。兄の重大な望みを引き継いだKoichiは、兄が叶えられなかった夢を叶えるために躍起になる。しかし、兄の死後、カンパニーは不思議と事故や奇妙な出来事がつきまとうことになる。それは子供がフライングする時に、あわやのタイミングで落下の危機をまぬがれた事件に始まり、続いてKoichiのフライングの時にも事故が発生する。Koichiを支えるロープが切れ、彼はセットに叩きつけられる。更には、カンパニーの人気スターであり、Koichiの義弟であるTsubasaがバイク事故で重症を負う。信じられないことに、吊り橋の吊りの破損によってTsubasaは足を骨折し、舞台に立てなくなってしまう。Koichiの義姉はショーのキャンセルを主張する。彼女は現在コンパニーのマネージャー夫人であるが、かつてはKoichiの亡き兄嫁であった。ところが、Koichiはショーを続ける事を主張する。「例えボクひとりになったとしても幕は開ける。何が起こってもショーを続けるんだ。ショーを続けなくてはいけないんだ!」。これは兄の信念でもあった。"Le Japanesque" (レ・ジャパネスク=フランス語)ショーでKoichiは孤独に舞台に立つが、そこにはJunを筆頭に彼を支える多くの仲間たちがいた。Koichiはその時怪我をして踊れないはずのTsubasaが舞台で踊っている姿を見る。ショーは大成功を収める。

ショーを見たブロードウェーのエージェントが、Koichiにアプローチして言う「なぜブロードウエーに進出しないのかね?キミの兄さんが夢見たインペリアル・ガーデン・シアターに。キミのショーのお膳立ては整っているよ」。Koichiの義姉は反対する。彼女はKoichiをブロードウェーに行かせたくない、と同時に、彼女自身もそこへは行きたくないのだ。一方、Koichiは挑戦を決意する。Tsubasaをサポートしてきた一座のメンバーもKoichiと共に行くことを決める。KoichiはTsubasaを残してブロードウェーへと向かう。その夜、彼はTsubasaが足を白鯨に引きちぎられ苦悶に陥っている悪夢を見る。

ブロードウェーに着く。インペリアル・ガーデン・シアターに。Koichiは兄がいつも夢に見、そして彼の運命を満たせなかった舞台に立つ。このシアターは彼の兄の思いで満ちている。そこでKoichiは何人かの奇妙な人々に出会う。ひとりは楽屋の世話する老婆で、もうひとりはKoichiと共演するという若いスタッフメンバーたちのひとりである。この若者は実はKoichiの義姉で、老婆はカンパニーのマネージャーである。彼らは二人ともKoichiを助けようと変装してそっとブロードウェーまでついて来ていたのだ。ツアーが始まる。アメリカを渡り歩き、一座はついにブロードウェーのインペリアル・ガーデン・シアターへ到着する。ブロードウェーでの最初の公演の後、興奮したリポーターたちは楽屋へと殺到する。それは成功を意味している。この成功に確信を持っていた義姉は、ついにKoichiに彼女の正体を告げる。多くの様々な人たちがショーを支え、成功をもたらしたのだ。ところがまた、事件が起こる。koichiの兄が作曲したメインテーマ音楽の版権が知らない人間に売却されているという。Koichiの義姉が版権契約書の署名を見ると、それは明らかにKoichiの兄の署名ではなかった。そればかりか、この署名に見覚えがあった。義姉は平静を心がけ静かに語りはじめる「版権なんてだれが持っていようが構いやしない。一番大事なのは私の夫が作曲した曲が多くの人々から賞賛を受ける事なの」。しかし、Koichiはこの契約が偽りであることを見抜く。実際、本物の契約書は兄の肖像画の裏に隠されており、Koichiが保管していたのだ。「でも、一体誰がこんなことを・・・」。

同じ日の夕刻、Koichiの同僚であるJunは東京に帰りたいと申し出る。ショーが成功を収めたから自分はもうここにいる必要がないと言う。そして東京に独り残したTsubasaの傍にいたいと願い出る。しかしKoichiは「ショーはTsubasaの為にも続けなければならない。いつでもTsubasaが復帰できるようにショーは続けるべきなんだ」と切り出す。そこに「Tsubasaが失踪、病院から飛び出した」という知らせが東京から入る。動揺する義姉とJunはすぐさま東京に戻ることを決意する。だがKoichiは意外にも「いいんだ、それでいい。あんなやつは放っておけ」と言う。Koichiは負傷したTsubasaの傷が治っている事を知っていた。傷を負ったTsubasaの心が彼に歩くことをあきらめさせていたが、その彼が病室から逃げ出したのだ。KoichiはTsubasaが傷を克服したのだと確信する。Tsubasaは海辺のコテージのバルコニーで、幸せを運んでくるという白い鯨を待っている。そこに突然Koichiの兄が現れる。亡き兄はTsubasaが自分自身を追い込んでいるのだと指摘する。Tsubasaは興奮し、バルコニーから飛び降り亡き兄に飛び掛ろうとする。するとその時兄は穏やかな顔つきになり「よかったな、Tsubasa!ほら見てみろ、今おまえはバルコニーから飛び降り、走って私に飛び掛ろうとした。おまえは完全に治ったんだよ。みんなが待っているニューヨークへ急ぐんだ!」。

ブロードウェーで家族全員が再会し、そして、みんなは兄の墓へ赴きそこに眠る兄を悼んだ。数日後、Koichiは仲間を全員集める。数々の事故や奇妙な出来事の謎を解く時がくる。「やっと謎は全て解けた。今まで次々とカンパニーに起こった事故や奇妙な出来事の本当の原因がついに分かったんだ。まずは兄の死からはじまった。亡き兄の自信作は酷評の的となり、ジャーナリズムの攻撃に遭った。兄は傷つき、自信を失ない、そして自殺した。みんなの知っているとおりだ。でも、はじめからそんな批評なんかなかったんだ。批評は捏造されたものだったんだ。兄は何も知らずに自殺してしまった。言い換えれば兄は殺されたも同然なんだ。ボクと子供に起きた転落事故も、まったくの偶然ではなかった。全ては慎重に仕組まれていた。Tsubasaのことにしても同じだ。そして兄の版権を売ってしまった張本人は、・・・・・オマエだ。そして最後にはボクたち全員を罠にかけ、破滅に追い込もうと仕掛けたのもオマエだ、Takuさん、あなたが全部仕組んだことなんだ」。Takuはこの世の者ではなく、彼は悲劇をなによりも愛する邪悪な悪霊であった。悪霊はKoichiの兄にとりつき、彼の家族を破滅に追い込むために呪いをかけたのだ。Koichi対悪霊の最後の決闘。二人は橋の上で闘い、取っ組み合いとなり、Koichiが橋から落ちてしまう。そして銃が発射され、弾丸がTakuの身体を貫通する。銃を撃ったのはTakuと義姉の息子であるRyoだった。そしてRyoは「ボクはこんな悪魔の子なんかじゃない」と叫ぶ。奇跡的にKoichiは、無傷であった。彼の兄がKoichiを救ったのだ。しかし、その一方で義姉はすっかり落胆し「私は悪魔の子を産んでしまったと言うの?」と嘆く。Koichiは「彼は人間じゃない。だから父親にはなれない。Ryoは確かにボクの兄の子だ」と答える。Ryoは悪魔の子なのか?それとも人間の子なのか?Koichiを含む全員がこれまでに起きたすべての事件が解決した事を喜ぶ。しかし、誰もRyoの瞳が光った事には気づかない。とうとう亡き兄が天国に戻る時が来る。亡き兄が天国と交わした一度だけ地上に戻れる約束がこれで終わる。兄が天国へ帰る約束を守らなければならないことは、そこにいた誰もが周知の事だった。Koichi、義姉、Tsubasa、Jun、Ryo、そしてカンパニー全員が亡き兄が天国へ帰って行くのを見守る。

Koichiのブロードウェーでのショーは全て終了する。Koichiとカンパニーは東京へと戻る。義姉はRyoと共にニューヨークに残る決意を固める。「この街は今眠りに落ちているように見えるかもしれない。でも、私にはかならずまた目覚める時が来ると信じているの。そして、素晴らしいショービジネスがまた復活することをね。私はこの子と一緒にそれに賭けるわ」。東京ではKoichiが凱旋ショーの初日を迎える、義姉とRyoもニューヨークからそこに駆けつける。







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