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| 「アイドルファンのMorning はMourning」 2001年3月23日 〜全てのアイドルファンへ…〜 |
金曜の朝は大抵一般的には喜ばしい朝であろう。
この一日を乗り越えれば、明日からは週末だ!という開放感や夜出かける予定があればそわそわしたりする。
しかし長年アイドルファンをやっている私にとって、とりわけ金曜日の朝はちょっと違う意味でそわそわしてしまう。そしてその朝に「何事」もなければ、快適な花の金曜日が過ごせる。
いや実は、それは金曜の朝に限った事ではない。
私はアイドルファンの日課として朝起きるとまずスポーツ新聞の芸能蘭を開き、TVにスイッチを入れ、朝食を取りながらワイドショーにチャンネルを合わせる。最近ではインターネットのチェックも怠らない。そして「何事もない」事を確認して、残りの一日を過ごす。(まあ昼間に起こる事も多々あるのだが)
この「何事」というのは何を隠そう自分のごひいきアイドルのプライベート記事に関する報道なのです。言うまでもなく、新曲や新ドラマなどの発表や情報は至上の楽しみ。でも長年アイドルファンをやっていると、「いつかやってくるアイドルファンとして一番怖れている瞬間」を身構えてながらチェックする癖が染み付いているんです。その瞬間とは、グループであれば、「解散」や「脱退」であり、極端な場合は「引退」、そしてプライベート面であれば「交際発覚」、「結婚」、「離婚」etc….。そしてその瞬間の到来を毎朝確認せずにはいられないのです。
チェックするごひいきアイドルは時代と共に変わっているけれど、今も昔もアイドルファンでいる限り、これは繰り返される作業であり、見つけた報道に対し、動揺したり心を奪われたりする気持に変わりはない。そして自然とそういった報道から自分を守る術すら身に付けてきました。
今朝(2001年3月23日)、私が幾度となく経験してきた「いつかやってくるアイドルファンとして一番怖れている瞬間」に遭遇した方はきっと様々な受け取め方をしたと思います。例え報道された内容が事実であっても、事実無根であっても、報道された内容に対して衝撃や困惑を感じてしまう事はファンとして避けられません。またその内
容に対して過去の言動や取材記事から答えや矛盾を見出そうとしたり、行き場のない悲しみや心の葛藤に平静を奪われている人も多いと思います。しかし、いくら足しても引いても答えは出てこない。しまいには憤りすら覚えたり、裏切られたと感じたりするのは極自然の心理です。私も実際何度となくそんな心の工程を経験してきました。アイドルを好きになった自分を愚かだと考えてみたり…。
そんな渦中のアイドルファンが、冷静に彼らを理解できなくなったり、失望したりするのは当たり前です。「アイドルファンとしてあるべき姿」や「理想のファンになる」というマニュアルが例え頭の中にはあったとしても、実際には感情が理性を支配してしまうものです。だからそんな時に自分自身や自分と違う意見を持った他のファンを責めたりしないように心がけるようにしています。
しかも、悩んでいるのは自分ひとりじゃありません。きっと何万人もの人、もしかしたら何十万人もの人たちが同じ瞬間に同じ感情の中にいるんです。しかしその反面、アイドル側に立ってみたら、例え彼に一切の責任はなかったとしても、報道に対する動揺を多くのファンに与えた事実をひとりで受けとめなくてはならないんですよね。彼らも結局は唯の一個人なんですから。もちろん事務所という盾はあったとしても当人ではないし、ましてやそれが事実でないなら事態は彼にとってファンより深刻であり、悲劇的です。
しかし例えそれが事実だったとしても、そしてその結果一人のアイドルが何十万人ものファンを傷つける事になったとしても、自分一人が幸せならそれでイイと思ったりするものでしょうか?そんな自分勝手な事を思っているような人だったら、こんなに人気者にはなれなかったと私は確信しています。しかしながらアイドルだって何かを犠牲にしても自分が幸せになる権利はあると思います。この世に永遠のものなんてないし、時間は常に動いている、自分のアイドルへの気持だって不変のものではないはず。またアイドルだって変わらなかったら進歩がない。
故に私はメンタルトレーニングで自分を鍛えながらアイドルファンを続けています。「いつかやってくるアイドルファンとして一番怖れている瞬間」を乗り越える為に。
どんな報道に出会っても、自分がファンを続けていくか?やその受け止め方の選択はあくまでもファン自身の自由裁量です。アイドルである彼らはファンを選ぶ権利がないのですから。そう思えば、アイドルよりファンのほうが優位な立場にあると思えてならないのです。
4月からのカレンダーはまだ始まっていないけど、これからの1年間みんなで一緒にめくっていきましょう。
明日の朝は今日より明るいかもしれないし…。
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| アイドル革命〜アイドルの結婚とファン心理 2000年11月 |
木村くんの結婚、そしてそのお相手が妊娠4ヶ月というスクープが、日本のみならず近隣国や世界中の日本人社会にも駆け巡りました。ワイドニュースが伝えた街中の反響はどれも驚嘆交じりの祝福の声が多く、某検索エンジンの木村くんトピの掲示板での賛否両論が入り混じった白熱した内容とはずいぶん違っていましたね。木村くんの場合は、ある程度ガス抜きはされていたから、心構えをしていたファンも多かったように思えました。コンサート中も彼の結婚報告に対するのファンの反響も「おめでとう」がチラホラ聞こえていました。拍手はありましたが、ペンライトを消す人、下げる人、反対派はそれなりの意思表示をされてたようです。
自分が憧れていたアイドルが結婚するというニュースを聞くのは、ファンにとっては万国問わず絶え難い事件です。自分が例えアイドルと結婚したり、交際できないにせよ、自分と同性のたった1人の女性のモノになってしまうなんて、考えただけでショックですよね。その人だけを見て、その人だけを愛して、家庭を築くなんて想像しただけで嫉妬心がメラメラ燃え上がる心境でしょう。お相手が例えナイチンゲールのような聖人でも、認めたくない気持ちは誰しも同じです。
アイドルファンが、自分のお気に入りのアイドルには少なくても30代になるまでは結婚して欲しくない、特定の人と付き合って欲しくないと主張するのは正論だと思います。残念ながら、消去されてしまったハーレムのアンケートへのお答えもほとんどがそうでした。アイドルが三十路を向かえる頃には、ファンもある程度は精神的に成熟しているだろうし、受け入れる態勢が取れているでしょう。それに、アイドルたちもまたアイドルという名の下にそれが理想だと自覚しているのではないでしょうか?
海外においても同じです。ハリウッドスターたちの結婚のタイミングは重要であり、長年築き上げたイメージが結婚や離婚によって一気に崩壊してしまうケースも多々あります。また逆に結婚してから更に人気を上げたスターもいます。ロック界においても同様です。有名どころで例を上げるなら、ジョン・レノンがヨーコと結婚した為にバンド内に亀裂がおこり、ビートルズ解散の引き金になりました。
アイドルと結婚について、こうあるべきというお手本はありそうでないもの。でもファンはいつだってアイドルを選ぶ側であり、一番強い立場にいる事を思い出しましょう。殆どのアイドルファンが結婚で傷つくのは、ほんの一時。時間が解決してゆきます。結婚してしまってもファンであり続けるかどうかの決断をするのも私たち自身で出来るわけですから。そしてやがて飼い猫が死んでしまった後、また違う猫を飼いだしてしまうように、いつしか他のアイドルを見出す日がやって来るのではないでしょうか?
メルマガでも度々紹介してきたハーレムの友人のAちゃんは13才の女の子。ロンドン生まれのロンドン育ちの日本人です。彼女は年齢が一桁の時から木村くんの大大大ファン。日本でいう地元の中学に通っています。スマップやその他の情報は数日遅れで到着する雑誌や、数週間遅れのレンタルビデオでちゃんとチェックしています。スマスマも第一回放送からビデオを欠かさず持っている超マニアな木村くんファンなんです。
丁度夏休み時期もあって、ここ4年ほどはスマップが日本でコンサートをやる度に、来日して木村くんを見に行っていました。今回はツアーが学校と重なり、申し込みはしておいたものの半分以上あきらめていました。ところがチケットが当選してしまったので、彼女の優しいお母さんは貯めていたマイレッジを使ってコンサートの為だけに2泊3日で来日が果たせたのです。彼女は金曜日の朝いつも通りに学校へ行き、午前の授業を終え、お母さんが学校に迎えに来て「これから日本に行くよ」と知らされるまで、スマップのコンサートが見れる事を知りませんでした。そして学校からそのまま空港に向かったのです。一方のハーレムでは、木村くんのニュースを彼女に伝えるべきか否か大モメにモメました。「私だったら、日本に来たくないと思う」、「成田に着いて知ったら可哀想だから早く教えたほうがイイ」などなど。結局何も伝えないまま、彼女は成田に到着しました。
電話があってニュースを聞いたか確認すると、彼女のお母さんは「もちろん知ってるわよ。ヒースローでもそのニュースで持ちきりだったもの」、「Aちゃんはどう受け止めてるの?」とハーレム。「ショック受けてるわよ」、その声の後ろでAちゃんの叫び声がしました。
東京ドームで待ち合わせた時のAちゃんは意外にご機嫌で安心しました。コンサートに来られた事や日本にいる事が信じられない様子で。そこで「Aちゃん、どう?ショックだったでしょ?」と聞いたら、「ショックだったよー。だから今は木村くんは17位に落ちた」っとあっけらかんと語っていました。安心して「じゃぁ、今の1位は?」っと彼女の身代わりの早さに感心して聞いたところ、「山P〜ぃ」と明るい答え。彼女の様子にスタッフは顔を見合わせて安心しました。今日のお気に入りの人を毎日(日本人補修学校の)友達とランク付けして見せ合いっこしてるそうです。ちなみに2位はジュニアの錦戸亮くん。そしてスマップ内の順位は、慎吾くんが木村くんの次で、中居くんとツヨポンは同じぐらいのランクで、吾郎ちゃんが一番下の11位だそうです(爆)
時差ぼけもなくコンサートをエンジョイして、その終了後に木村くんが1.5位に浮上しましたっけ(笑)。そして、次の日にAちゃんは無事ロンドンへ帰って行きました。これからは山Pの新ドラマとガキバラを欠かさずビデオに撮ってあげないと・・・・。
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